どこまで上がるか金価格

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金価格の上昇が止まりません。

トロイオンスあたり1120ドルを超えてきましたねぇ!


現物を各国の中央銀行が買っているみたいです。
中国、インドとかスリランカなどなど...


ところで、金というのは伝統的に米ドルと逆相関関係にあります。


つまり、ドルに対する信任がなくなっているので金が買われるというわけ。


どこまで上がるんでしょうか?


チャートを見ると分かるんですが、金価格は継続のヘッドアンドショルダー・
パターンが出来上がっているように見えます。



ヘッドアンドショルダーのネックラインは1030ドル近辺。

つまり、1030近辺を下に切れない限り、このまま1380ドルミニマム
に向かって上昇して行くはずです。


さて、円価ベースではどうでしょうか?


これはドル円次第ですが、現在円高傾向にあるものの、ドル円は最近落ち着いてきて
いますので、金のグラムあたりの価格はなんと3400円!


昨年2200-2400円くらいの安値をつけていましたので結構上がった感じ。


でも、史上最高値には遠く及びません。
金は1980年に円価の史上最高値6000円をつけました。


ところで、ドルインデックスという指数をご存知でしょうか?
対主要6通貨のバスケット価格を指数化したものです。


どんな通貨かというと、
ユーロ        57.6%   
円          13.6%
英ポンド       11.9%
カナダドル       9.1%
スウェーデンクローナ  4.2%
スイスフラン      3.6% 

 
という構成比。


ユーロが半分以上入っているので、このドルインデックスはユーロドルとは当然逆相関
関係。

つまり、ユーロドルと金価格は順相関関係。


昨日のメルマガで触れましたが、ドルキャリーが続いているので、ドルが売られて
いろいろなコモディティ(商品)が上がってきているわけ。

もちろん、それだけの理由で物の値段が上がっているわけではありませんが...。


今後、ドルキャリーの巻き戻しがどこかで起こるとすると、
その時はドルの暴騰、ユーロドル暴落、金価格の暴落になるはず。


金の邦貨価値だけに特化して考えれば、ドル価で金価格が落ちるにしても、
円安になるので円価では変わらずってこと?


つまり、ここ1年で金の絶対的な価値が上がっているってことになります。


金は今後も買いなんですね...。


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FX先生:杉田 勝

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杉田 勝(オラクル)

ロンドン在住の元ヘッジファンドマネージャー(ウィンインベストジャパン会長)。 大手石油会社入社後、中東駐在を経て35歳でシンガポール支店長に就任。 39歳でロンドン支店長に抜擢され、先物での会社の資金運用を一手に任される。 相場の方向が予測できる独自のタイムサイクル分析「杉田サイクル」を考案。